青木[アオキ] 名字 苗字 家系 家紋 ルーツ 由来

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藤原秀郷一門の赴任地と発祥氏と主要五氏の分類

藤原秀郷一族の赴任地と発祥氏と主要五氏

藤原北家の鎌足より8代目の秀郷は関東の武蔵の国と下野の国の守護と成ったが、それ以後、朝廷より命じられた赴任地がどの様なところと成って居るか、又、発祥氏がどの様に成っているかを具体的に列記する。

藤原秀郷(元祖)は「藤原秀郷一族とその生き方」で詳細にレポートしたが、彼ら一族は戦略上その勢力を拡大し保つ為に、全ての赴任地に末裔を遺し土地の豪族との発祥氏の血縁族を作った。
当然、この護衛役を全て担った秀郷の第3子千国を始祖とする最古参の藤原秀郷流青木氏も同じ戦略を採った。
この史料から多くの事が読み取れるが、青木氏を理解する上でも、他の同門の末裔一族との大事な資料となる。
そこで、調査資料のその内容を次に纏めた。

順不同(鎌足 初代)
(内容は編集続行中とする)

赴任地  赴任者  注釈
武蔵   秀郷    8代目   平貞盛と「平将門の乱」鎮圧 (勲功:貴族 領国)
武蔵   千国    9代目   鎮守府将軍 秀郷の第3子 青木氏始祖 

武蔵   利仁    9代目    
武蔵   忠正   14代目   利仁(秀郷進藤氏と利仁進藤氏と深く同族血縁)

陸奥   秀郷    8代目   鎮守府将軍 東北北陸の統治の将軍
陸奥   千時    9代目   鎮守府将軍 秀郷の第1子
陸奥   千常    9代目   鎮守府将軍 秀郷の第5子
陸奥   千万    9代目   鎮守府将軍 秀郷の第6子
陸奥   文脩   10代目   鎮守府将軍
陸奥   文修   10代目   鎮守府将軍
陸奥   兼光   11代目   鎮守府将軍 青木氏元祖
陸奥   頼行   12代目   鎮守府将軍

陸奥   有象    8代目   鎮守府将軍 利仁の叔父
陸奥   時長    8代目   鎮守府将軍 利仁の父
陸奥   利仁    9代目   鎮守府将軍

近江   千種    9代目   秀郷の第4子

出雲   宗綱   19代目

美濃   秀忠   16代目   美濃大屋氏の始祖

伊予   行長   21代目   永嶋氏の始祖

下野   豊澤    6代目   秀郷の祖父
下野   正頼   10代目   秀郷の曾孫
下野   有象   10代目
下野   政頼   11代目
下野   行尊   13代目   介 太田氏の始祖 領国に成る
下野   宗郷   13代目
下野   朝政   16代目
下野   秀綱   19代目
下野   定秀   20代目
下野   貞朝   21代目
下野   秀貞   22代目   三代続く
下野   高朝   22代目
下野   義政   24代目

淡路   宗政   16代目   中沼氏の始祖 
淡路   時政   17代目   宗政の子
淡路   時宗   18代目   時政の子
淡路   宗秀   19代目
淡路   宗行   20代目
淡路   政信   22代目
淡路   正信   22代目
淡路   秀直   23代目
淡路   嘉秀   24代目
淡路   義政   24代目
淡路   宗秀   25代目  
淡路   憲秀   26代目
淡路   秀光   27代目
淡路   秀宗   28代目
淡路   氏秀   29代目

上野   朝光   16代目   結城氏の始祖 頼朝に合力し本領安堵 

相模   公光   13代目   介

駿河   景親   14代目   権守
駿河   公則   15代目
駿河   景頼   16代目   権守 近藤氏 嶋田氏の始祖
駿河   常嗣    :
駿河   宗親   20代目   権守
駿河   長久    :(37)

加賀   吉信   11代目   介  利仁 半国に分轄 吉備氏の祖
加賀   忠頼   12代目   介  利仁
加賀   忠親   13代目   介  利仁
加賀   至考   14代目   介  利仁
加賀   良時   14代目   介  利仁
加賀   政任   15代目   介  利仁
加賀   義俊   24代目

豊後   重光   12代目   滝口氏の始祖 利仁
豊後   忠綱   19代目
豊後   忠景   20代目
豊後   忠宗   21代目
豊後   秀久   23代目

出羽   有久   23代目

伯き   豊久   23代目

備後   公則   15代目

越前   高房    7代目   利仁の祖父
越前   大束   10代目   権守  利仁  利仁の子
越前   伊傳   11代目   押領使 利仁
越前   為延   13代目   押領使 利仁
越前   則重   14代目   利仁
越前   秀行   20代目   権守  利仁
越前   長範   20代目   介   利仁


相模   千春    9代目   権守 秀郷の第2子
相模   家綱   15代目

近江   脩行   12代目

能登   助忠   14代目   利仁
能登   伊経   26代目   利仁

能登   時員   17代目

豊前   貞宗   15代目

隠岐   文紀   12代目   讃岐に赴任 (秀郷、利仁)

肥後   長成   22代目   利仁

飛騨   伊忠   22代目   利仁

筑前   為成   19代目   利仁
筑前   為重   20代目   為成の子 利仁
筑前   長経   21代目   為重の子 利仁
筑前   長範   20代目   利仁

越中   経泰   12代目      利仁
越中   則高   13代目   権守 経泰の子 柳沢青木氏(武田) 利仁
越中   延忠   14代目   介  利仁
越中   重吉   26代目   介  利仁

越後   興善   10代目   利仁

(筑後   長治   37代目)
(筑後   長定   39代目)
(筑後   長房   40代目)

讃岐   千常    9代目   秀郷の5子 (讃岐に隠れた純友の乱鎮圧)  
讃岐   文紀   12代目

伊勢   藤成    5代目   特記(秀郷の曾祖父)
伊勢   基景   16代目
伊勢   基経   25代目

周防   忠頼   12代目
周防   知員   18代目
周防   忠綱   19代目

河内   村雄    7代目   特記(秀郷の父)
河内   秀能   18代目
河内   秀長   21代目 
河内   秀貞   22代目
河内   久逸   25代目

(河内   長恒   37代目)

上総   公行   12代目

尾張   公郷   14代目
尾張   公澄   14代目
尾張   知昌   16代目
尾張   知忠   17代目

安房   国基   18代目   永嶋氏
安房   師綱   21代目   永嶋氏

伊豆   行信   22代目   行久曾孫(青木氏)

美作   末茂    5代目

大和   春岡    7代目
大和   秀宗   17代目
大和   信房   20代目
大和   頼房   24代目

常陸   時長    8代目   介

信濃   有綱   17代目   足利氏
信濃   高久   20代目

土佐   行政   20代目

備前   秀春   23代目

出羽   長村   18代目
出羽   宗朝   20代目

美濃   秀忠   16代目

紀伊   正長   20代目   以下は長沼氏支流中沼氏

下総   忠氏   21代目

山城   忠光   21代目

近江   時久   21代目

安芸   資久   21代目

尾張   資忠   21代目

但馬   氏忠   22代目

薩摩   用久   23代目

若狭   忠弘   25代目

摂津   頼久   25代目

遠江   勝久   25代目

相模   友久   25代目



この赴任地から秀郷勢力を隣国に広げたがこの国は含まずとする。
この赴任地は末裔を広く広げた官職の介や権守以上に限定した。
当レポート以前の史料は兼光系ルートの史料として記述しているが、ここには文行系も含んでいる。
秀郷一門としている利仁系も秀郷一門として扱われた。
それは進藤氏を仲介として同族血縁を繰り返した事による。
その結果、秀郷の領国の武蔵、下野国内で圏域を広げ、また守護職も勤めた利仁流系である。

短期間の赴任も含む為に末裔を遺していない国もある
赴任地は平安末期までとする。(...)は鎌倉幕府以降の1200年以後の赴任地とされる。
藤原秀郷一門は鎌倉幕府樹立(1185-1192)により官職を全て失う。
藤原勢としては、朝光が関東一円で合力して勲功を立て、本領安堵されて平家に取られていた上総の結城は戻る
当時、平均寿命50歳とすると、この時期(平安末期)までの代は、17代(+1-1)位から25代(+1-1)位と見られる。
系譜には同名がある。
利仁系に付いて、次の系譜になる。
鎌足-不比等-房善-魚名-藤成-豊澤-村雄-秀郷

鎌足-不比等-房善-魚名-鷲取-藤嗣-高房-時長-利仁
(藤成の弟の鷲取の系譜と成る。)

長沼氏の赴任地は短期間である。(宗家を除き赴任期間は通常2年から5年程度である。)
参考として当時の日本の国は66国である。



藤原秀郷一族一門の発祥氏

秀郷主要五氏は次の通りである。
この主要五氏は以下の氏を発祥している  

秀郷の4代目から次の様に分流する。

但し、青木氏は秀郷2代目より初代となる。
途中、4代目兼光系より13代目で総宗本家より行久が跡目に入る。
青木氏は秀郷の子の千国より出ているので末裔の最古参である。
青木氏主要9氏は直系1氏 直流4氏 支流4氏である。
下記の氏以降の支流分流分派は列記していない。
以下の氏は綜紋を「下がり藤紋」とし直系主要氏である。

秀郷主要5氏
兼光系 青木氏 永嶋氏 長沼氏 
文行系 進藤氏、長谷川氏

但し、進藤氏は秀郷流進藤氏と利仁流進藤氏とがある。共に相互に血縁を繰り返している。
(他に、支流とする清和源氏進藤氏、綾氏進藤氏、未勘の諸流進藤氏もある)


名前   発祥氏   注釈
千国   青木氏   主要五氏の祖 青木氏116氏に末裔広がる 秀郷の3男
秀忠   大屋氏
考綱   長沼氏   秀郷主要五氏 52氏に末裔広がる
成俊   佐野氏
成行   足利氏   本家を排斥して分家に跡目入れて本家を継ぐ
行長   永嶋氏   秀郷主要五氏 伊勢東の永嶋氏の祖 34氏末裔広がる
行久   青木氏   秀郷主要五氏 宗家より鎌足24代目で跡目
兼行   渕名氏
行尊   太田氏
政光   小山氏   陸奥小田氏末裔
親実   松野氏
為輔   進藤氏   利仁流 元祖
景頼   近藤氏   (嶋田氏も祖)
景頼   嶋田氏
行景   進藤氏   秀郷流主要5氏 48氏に末裔広がる
知廣   尾藤氏
公清   佐藤氏
朝光   結城氏
宗政   中沼氏   長沼氏末裔
行義   下川辺氏
重光   滝口氏
助宗   斎藤氏   始祖
叙用   斎藤氏
実景   斎藤氏   勢多
親頼   斎藤氏   美濃
実盛   斎藤氏   長井
宗重   長谷川氏  秀郷主要五氏 111氏に末裔広がる
吉信   吉備氏
則明   後藤氏   元祖
公澄   尾藤氏   元祖
公郷   後藤氏   祖
基景   伊藤氏

以上24氏である。


秀郷主要五氏の系譜

秀郷の主要五氏の一族を夫々について分類すると次の様になる。

進藤氏

藤原秀郷流進藤氏
藤原利仁流進藤氏(秀郷流の斎藤氏が中間血縁族)
未勘の諸流進藤氏

未勘の諸流進藤氏の末裔支流分流
綾姓進藤氏(羽床氏が中間血縁族)
清和源氏進藤氏(乙部氏が中間血縁族)
清和源氏進藤氏(武田氏が中間血縁族)
藤原姓進藤氏
清和源氏吉良氏族進藤氏(吉良氏が中間血縁族)
藤原秀郷流進藤氏(近衛氏が中間血縁族)
以上が未勘である。


長谷川氏

藤原秀郷流長谷川氏(尾藤氏系)
藤原秀郷流長谷川氏(下川辺氏系)
藤原秀郷流長谷川氏(長久系)
藤原秀郷流長谷川氏(重吉系)
藤原姓長谷川氏(利仁系進藤氏)
藤原利仁流長谷川氏
未勘の諸流長谷川氏

未勘の諸流長谷川氏の末裔支流分流
(藤原氏外)
本宗橘氏系長谷川氏
菅原姓長谷川氏



長沼氏

藤原秀郷流長沼氏(渕名氏が中間血縁族:一門)
藤原秀郷流長沼氏(小山氏が中間血縁族:一門)
藤原秀郷流長沼氏(土岐氏が中間血縁族)
藤原秀郷流長沼氏(藤原秀行流:一門)
藤原秀郷流長沼氏(宇都宮氏が中間血縁族:一門)
未勘の諸流長沼氏


未勘の諸流長沼氏の末裔支流分流
藤原秀郷流中沼氏(島津氏が中間血縁族:室町期)
藤原秀郷流永沼氏(織田氏が中間血縁族:室町期)
藤原秀郷流長沼氏(桓武平氏)
藤原秀郷流長沼氏(源姓)



永嶋氏

藤原秀郷流永嶋氏(佐野氏が中間血縁族:一門)
藤原秀郷流永嶋氏(結城氏が中間血縁族:一門)
肝付氏系永嶋氏(肝付氏系:九州永嶋氏:後漢の阿多倍一門)
阿多倍系永嶋氏(大蔵氏系:九州永嶋氏:後漢の阿多倍一門)
日下部氏系永嶋氏(九州永嶋氏:後漢の阿多倍一門)
未勘の諸流永嶋氏

未勘の諸流永嶋氏の末裔支流分流
村上源氏北畠氏永嶋氏
藤姓佐野氏永嶋氏
藤姓永嶋氏


青木氏

上記の赴任地24地方の末裔24氏の青木氏 116氏
直系1氏、直流4氏、支流4氏

直系
藤原秀郷流青木氏(千国:一門)

直流
藤原秀郷流青木氏(行久:一門)
藤原秀郷流青木氏(佐野氏が中間血縁族:一門)
藤原秀郷流青木氏(玄審:一門)
藤原秀郷流青木氏(安明:一門)

支流
藤原秀郷流青木氏(忠英:一門)
藤原秀郷流青木氏(正命:一門)
藤原秀郷流青木氏(正胤:一門)
藤原秀郷流青木氏(政之:一門)

藤原秀郷流青木氏の未勘氏
美作国 吉野郡青木村、真庭郡に末裔青木氏
越後国 古志郡
佐渡国 加茂郡青木村
三河国 渥美郡、額田郡
因幡国 八東郡
豊前国 下毛郡
下総国 猿島郡
岩代国 安達郡青木村
磐城国 袋内
以上赴任地外に室町期から江戸期にかけて赴任地、転封により移動定住したと観られる末裔。
家紋等不詳である。

未勘の諸流青木氏
第一期の室町後期、第2期の江戸初期、第3期の明治初期の第3青木氏が存在する。
この3期の系列は確定できない。


注意:千国、行久、佐野氏から血縁発祥した青木氏以外の玄審から政之までの青木氏は、系譜が取れる範囲のものとして表示し、これ等は行久、佐野氏からの系流の青木氏である。

以上に分類できる。

以上、3つの内容に付いて、分類し整理した。
この分類から、藤原秀郷一門のその当時の活動状況等が解り、他の史料と組み合わせたりすると更に多くの考察が出来るので大いに利用して頂きたい。
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